このチャプターでは、以下の情報について説明します。
このユーザーガイドでは、Broadcom NetXtreme Ethernet コントローラ に関する DOS 診断ユーティリティ プログラムの使用方法について説明します。
コマンドはすべて、DOS プロンプトまたは CLI (Command Line Interface) プロンプトで入力することができます。 パラメタ類を使わずにプログラムを実行すると、CLI モードが入力されます。 パラメタを使用してプログラムを実行すると、そのパラメタが実行コマンドとして利用されます。完了するとパラメタによりプログラムが終了されます。
CLI では、システム内に 3 つのデバイスがあるものと想定します。この 3 つのデバイス情報はすべて、各プロンプトの前に以下のように表示されます。
C Brd:Rv Bus PCI Spd Base Irq EEP MAC Fmw Configuration - ------- ------- --- --- ---- -- ---- ------------ ----------- -------------- 0 5702:A2 02:0A:0 32 33 FEAF 3 128K 0010180416DB 5702-v2.24a PW,auto 1 5702:A2 02:0B:0 32 33 FEAD 11 128K 0010180416C4 5702-v2.24a PW,auto
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OS: |
DOS 6.22 |
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ソフトウェア: |
b57udiag.exe |
ファンクション リストにアクセスするときは、コマンド「b57udiag -cmd」を入力してください。
コマンド
目的・機能
ファイルからのブートコードまたは PXE をアップグレードする
NVRAM 内のファイル ディレクトリを表示する
WOL をイネーブル/ディスエーブルする
PXE をイネーブル/ディスエーブルする
ASF をイネーブル/ディスエーブルする
複数のブート エージェントをイネーブルする
一連の NIC テストを実行する
プログラムを終了する
デバイスを表示するか、切り替える
プログラムのバージョンを表示する
利用可能なコマンドを表示する
DOS コマンドを実行する
チップをリセットする
スクリーンをクリアする
ASF ファームウェアを NVRAM にプログラムする
upgfrm
コマンド: upgfrm
内容:ファイルからのブートコードまたは PXE をアップグレードします。
構文: upgfrm [-options]
このコマンドは、ファイルからコードを読み出し、そのコードを pxe またはブート領域にプログラムします。 必ず、両方のパラメタ、プログラム対象の「pxe」または「ブート」、ファイル名を指定してください。
オプション:
-f <string>
入力ファイル
-p
PXE コードをアップグレードする
-b
ブート コードをアップグレードする
-d
デバイス チェックを実行しない
dirコマンド: dir
内容:NVRAM 内のファイル ディレクトリを表示します。
例:
Entry Type SRAM Addr EEP Offset Length Execute Version
----- ------------ --------- ---------- -------- ------- -------
BootCode 08003000 00000200 000011B0 CPUA (2) 5702-v2.24a
0 PXE 00010000 000013B0 0000C854 no 2.2.7setwol
コマンド: set wol
内容: WOL をイネーブル/ディスエーブルします。
構文: setwol [ -options]
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オプション: |
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-e |
WOL をイネーブル |
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-d |
WOL をディスエーブル |
setpxe
コマンド: set pxe
内容:PXE をイネーブル/ディスエーブルし、PXE 速度を設定します。
構文: setpxe [ -options]
オプション:
-e
PXE をイネーブルする
-d
PXE をディスエーブルする
-s<DEC>
PXE 速度を指定する(デフォルト=0)
Speed: 0 = auto
1 = 10 HD
2 = 10 FD
3 = 100 HD
4 = 100 FD
setasf
コマンド: setasf
内容:ASF をイネーブル/ディスエーブルします。
構文: setasf [-options]
オプション:
-e
ASF をイネーブルする
-d
ASF をディスエーブルする
setmba
コマンド: setmba
内容:複数のブート エージェントをイネーブル/ディスエーブルします。
構文: setmba [ -options]
オプション:
-e<DEC>
MBA プロトコルを指定する
Protocol: 0 = pxe
1 = rpl
2 = bootp-d
MBA をディスエーブルする
-s<DEC>
MBA 速度を指定する(デフォルト=0)
Speed: 0 = auto
1 = 10 HD
2 = 10 FD
3 = 100 HD
4 = 100 FD
nictest
コマンド: nictest
内容:一連の NIC テストを実行します。
構文: nictest [test list]
例:テストの内容に関しては、診断テストを参照してください。
abcd
すべてのテストを実行する
b
グループ b のすべてのテストを実行する
a3 b1
a3 と b1 のテストのみ実行する
a124b2
a1、a2、a4、b2 のテストを実行する
テスト リストが入力されていない場合は、diagcfg の設定が使用されます。
オプション:
-n <DEC>
反復する
-e
NVRAM 検証も実行する
exit
コマンド: exit
内容:CLI モードを終了します。
構文: exit
例:
b57udiag> exit
コマンド: device
内容:デバイスを表示するか、切り替えます。
構文: device [ -options]
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オプション: |
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-n <HEX>
|
デバイス番号(デフォルト=00000000) |
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-r
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カレント デバイスをすべて削除し、利用可能なデバイスを再度スキャンする |
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-s
|
サイレント モード ― デバイスを表示しない |
version
コマンド: version
内容: ソフトウェアのバージョンを表示します。
構文: version
例:
C:\>b57udiag –version
Copyright (c) 2000, 2001 Broadcom Corporation, all rights reserved
Broadcom NetXtreme User Diagnostic 3.09 (06/14/02)
help
コマンド: help
内容:利用可能なヘルプ コマンドを表示します。
構文: help
例:
C:\>b57udiag –help
Copyright (c) 2000, 2001, 2002 Broadcom Corporation, all rights reserved
Broadcom NetXtreme User Diagnostic 3.09 (06/14/02)
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コマンド |
目的・機能 |
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ファイルからのブートコードまたは PXE をアップグレードする |
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NVRAM 内のファイル ディレクトリを表示する |
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WOL をイネーブル/ディスエーブルする |
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PXE をイネーブル/ディスエーブルする |
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ASF をイネーブル/ディスエーブルする |
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一連の NIC テストを実行する |
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プログラムを終了する |
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デバイスを表示するか、切り替える |
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プログラムのバージョンを表示する |
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利用可能なコマンドを表示する |
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DOS コマンドを実行する |
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チップをリセットする |
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スクリーンをクリアする |
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ASF ファームウェアを NVRAM にプログラムする |
dos
コマンド: dos
内容:DOS コマンドを実行します。
構文: dos <dos command>
入力されているパラメタがない場合は、DOS シェルが入力されます。
コマンド: reset
内容:チップをリセットします。
構文: reset
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オプション: |
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-c
|
コールド リセットをシミュレートする |
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-w
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ファームウェアの署名を待機する |
|
-t
|
リセットからファームウェアの署名反転までの時間を表示する |
コマンド: cls
内容:スクリーンをクリアします。
構文: cls
asfprg
コマンド: asfprg
内容:asf ファームウェアを NVRAM にプログラムします。
構文: asfprg [init_img [rx_img [tx_img]]]
デフォルトのファイル名は asfinit.bin、asfcpua.bin と asfcpub.bin です。これらはパラメタで上書きできます。
オプション:
-v<HEX> Verbose leverl (0,1,2) (def=00000001)
診断テストは4つのグループに分類されます: レジスタ テスト、メモリ テスト、多方面テスト、データ テスト。 この4種類のテストは、ここではグループ A、グループ B、グループ C、グループ D とします。
グループ A
A1: 間接レジスタ テスト
A2: コントロール レジスタ テスト
A3: 割り込みテスト
A4: BIST
A5: PCI Cfg レジスタ テスト
グループ B
B1: スクラッチ パッド テスト
B2: BD SRAM テスト
B3: DMA SRAM テスト
B4: MBUF SRAM テスト
B5: MBUF SRAM テスト (DMA テスト経由)
B6: 外部 SRAM テスト
グループ C
グループ D
A1: 間接レジスタ テスト
コマンド: regtest -i
テストの目的・機能: 間接的なアドレス指定方法を用いて、インクリメント データを MAC ハッシュ レジスタ テーブルに書き込んでから、データを読み戻して検証します。 テスト データのインクリメント中は、メモリの書き込み・読み出しは 100 回行なわれます。
デフォルト:テストはイネーブルされます。
A2: コントロール レジスタ テスト
コマンド: regtest
テストの目的・機能:コンフィギュレーション コンテンツ内で指定されている各レジスタは、読み出し専用ビットと読み書き用ビットを特定します。 テストでは 0 と 1 をテスト用ビットに書き込み、読み出し専用ビットは変更されないこと、読み書き用ビットは順次変更されることを確認します。
デフォルト:テストはイネーブルされます
デフォルト レジスタ テーブル
テストでは、レジスタのコンフィギュレーション ファイル、ctrlreg.txt をレジスタの定義に合わせて読み出すよう試行します。 ファイルが存在しない場合は、デフォルトのレジスタ オフセットとマスクビットが使用されます。
Offset R/O Mask R/W Mask
0x00000400 0x00000000 0x007fff8c
0x00000404 0x03800107 0x00000000A3: 割り込みテスト
コマンド: intrtest
テストの目的・機能:このテストは、割り込みの機能性を検証するものです。 割り込みをイネーブルし、割り込み発生まで500 ms 間待機します。割り込みが生成できない場合は、レポートが報告されます。
デフォルト:イネーブルされます。
A4: BIST
コマンド: bist
テストの目的・機能:ハードウェアのビルトイン自己テスト(BIST、Built-In Self-Test )です。 このテストでは BIST を開始し、ハードウェアから返されるテスト結果を待ちます。
デフォルト:間欠的な不良のため、このテストは現在ディスエーブルにデフォルトされています。
A5: PCI Cfg レジスタ テスト
コマンド: pcicfg
テストの目的・機能:このテストは、PCI コンフィギュレーション レジスタのアクセス完全性を確認するものです。
B1: スクラッチ パッド テスト
コマンド: memtest -s
テストの目的・機能: このテストでは、ボード上のスクラッチ パッドのSRAM がテストされます。 以下のテストが実行されます。
データ パターン テスト: テスト データを SRAM に書き込み、データが正しく読み戻されるかどうかを確認します。 テスト データには、0x00000000、0xffffffff、0xaa55aa55、0x55aa55aa が使用されます。
代替データ パターン テスト:テスト データをSRAM に書き込みます。 次のアドレスには、補足データを書き込みます。 両方のデータを読み戻してデータが正しく処理されたことを確認します。 テスト後にも、プログラムがもう一度読み戻してデータが正しく処理されるかどうかを確認します。 テスト データには、0x00000000、0xffffffff、0xaa55aa55、0x55aa55aa が使用されます。
アドレス テスト:各アドレスに一意のインクリメント データを書き込みます。 データを読み戻してデータが正しく処理されたことを確認します。 すべてのアドレスに一意のデータを入力し終えると、プログラムはデータを読み戻し、データが変更されていないことを確認します。
ウォーキングワン ビット テスト:各アドレスに対して、データ1を書き込み、それを読み戻してテストします。 次に左に 1 ビット分データをシフトし、データを 2 件にして同じテストを実行します。 テスト ビットがテスト アドレスすべてをシフトし終わるまで、これを 32 回繰り返します。 このテストは、テスト範囲全体で繰り返されます。
擬似ランダム データ テスト: 計算済みの擬似ランダム データ セットを使用して、各テスト RAM に一意のデータを書き込みます。 テストにパスしても、もう一度プログラムが読み戻しを行ないデータが正しく処理されるかどうかを確認します。
デフォルト:イネーブルされます。
B2: BD SRAM テスト
コマンド: memtest -b
テストの目的・機能:このテストでは、BD SRAM をテストします。 このテストは、B1 で説明した「スクラッチ パッド テスト」と同じ方法で実行されます。
デフォルト:イネーブルされます。
B3: DMA SRAM テスト
コマンド: memtest -d
テストの目的・機能:テスト B1 の「スクラッチ パッド テスト」で説明したテスト方法で DMA SRAM をテストします。
デフォルト:イネーブルされます。
B4: MBUF SRAM テスト
コマンド: memtest -m
テストの目的・機能:テスト B1 の「スクラッチ パッド テスト」で説明したテスト方法で DMA SRAM をテストします。
デフォルト:イネーブルされます。
B5: MBUF SRAM (DMA 経由) テスト
コマンド: memtest -x
テストの目的・機能:8 つのデータ テスト パターンが使用されます。 このテストには 0×1000 サイズのデータ バッファを使用します。 各パターン テストに先立ち、バッファが初期化されテスト パターンが流し込まれます。 次に、ホスト バッファから NIC MBUF メモリに対してサイズ 0×1000 の DMA 転送を実行します。 ホスト メモリに対する MBUF のデータの完全性を検証し、DMA を MBUF バッファ全体に繰り返します。 次に NIC からホストへの受信 DMA を実行します。 受信 DMA 実行前に、0×1000 バイトのテスト バッファはゼロにクリアされます。 データの完全性が検証されると、テストは MBUF SRAM 領域全体で繰り返されます。 テスト パターンについて、以下に説明します。
テスト パターン
状態の説明
00 × 16 と FF × 16
ホスト DMA バッファ全体を 16 バイトの 00 で埋め込み、次に 16 バイトの FF で埋め込みます。
FF × 16 と 0 × 16
ホスト DMA バッファ全体を 16 バイトの 00 で埋め込み、次に 16 バイトの FF で埋め込みます。
00 × 32 と FF × 32
ホスト DMA バッファ全体を 32 バイトの 00 で埋め込み、次に 32 バイトの FF で埋め込みます。
00 × 32 と FF × 32
ホストの DMA バッファ全体を 32 バイトの FF で埋め込み、次に 32 バイトの 00 で埋め込みます。
00000000
ホストの DMA バッファ全体をゼロで埋め込みます。
FFFFFFFF
ホストの DMA バッファ全体を FF で埋め込みます。
AA55AA55
ホストの DMA バッファをデータ 0xAA55AA55 で埋め込みます。
55AA55AA
ホストの DMA バッファをデータ 0xAA55AA55 で埋め込みます。
デフォルト:イネーブルされます。
B6: 外部 SRAM テスト
コマンド: memtest -e
テストの目的・機能:テスト B1 の「スクラッチ パッド テスト」で説明したテスト方法で DMA SRAM をテストします。
デフォルト:ディスエーブルされます
C1: EEPROM テスト
コマンド: setest
テストの目的・機能:EEPROM テストでは、インクリメント テスト データが使用されます。 テストでは、テストデータをテスト領域内に満たし、それを読み戻してコンテンツを検証します。 テストが終了するとテスト領域をゼロで埋め、メモリをクリアします。
デフォルト:イネーブルされます。
C2: CPU テスト
コマンド: cputest
テストの目的・機能: このテストを実行すると、cpu.bin ファイルが開きます。 このファイルが存在し、そのコンテンツが良好である場合は、Rx と Tx CPU へのコードをロードし、CPU の実行を検証します。
デフォルト:イネーブルされます。
C3: DMA テスト
コマンド: dmatest
テストの目的・機能:DMA の優先順位の高いものと低いものの両方がテストされます。 このテストでは、データをホスト メモリから NIC SRAM に移動し、データを検証してから、データをホスト メモリに戻してデータを検証します。
デフォルト:イネーブルされます。
C4: MII テスト
コマンド: miitest
テストの目的・機能: このテストの目的は A2 「コントロール レジスタ テスト」とまったく同じです。 コンフィギュレーション コンテンツ内で指定されている各レジスタは、読み出し専用ビットと読み書き用ビットを特定します。 テストでは 0 と 1 をテスト用ビットに書き込み、読み出し専用ビット値は変更されないこと、読み書き用ビットは順次変更されることを確認します。
デフォルト:テストはイネーブルされます
デフォルト レジスタ テーブル
このテストでは、レジスタのコンフィギュレーション ファイル、miireg.txt をレジスタの定義に合わせて読み出すよう試行します。 ファイルが存在しない場合は、以下のテーブルが使用されます。
Offset R/O Mask R/W Mask 0x00 0x0000 0x7180 0x02 0xffff 0x0000 0x03 0xffff 0x0000 0x04 0x0000 0xffff 0x05 0xefff 0x0000 0x06 0x0001 0x0000 0x07 0x0800 0xb7ff 0x08 0xffff 0x0000 0x09 0x0000 0xff00 0x0a 0x7c00 0x0000 0x10 0x0000 0xffbf 0x11 0x3300 0x0000 0x19 0x001f 0x0000 0x1e 0x0000 0xffff 0x1f 0x0000 0xffffC5: VPD テスト
コマンド: vpdtest
テストの目的・機能: VPD テストでは、テストを実行する前に、VPD のコンテンツを保存します。 保存が済むと、0xff、0xaa、0x55、インクリメント データ、デクリメント データの 5 種類のテスト データ パターンのうち 1 つを VPD メモリに書き込みます。 デフォルトでは、インクリメント データ パターンが使用されます。 テストでは、テスト領域全体にデータを書き込み、それを読み戻してから、元のコンテンツを復元します。
デフォルト: ディスエーブルされます
C6: ASF テスト
コマンド: asftest
テストの目的・機能: m
リセット ビットを設定し、自己クリアリングのポーリングを行ないます。 レジスタのリセット値を検証します。
SMB_ATTN ビットを設定します。 ASF_ATTN LOC ビットを変更し、TX_CPU または RX_CPU イベント ビット内のマッピング ビットを検証します。
C7: ROM 拡張テスト
コマンド: romtest
テストの目的・機能: これは、デバイス上の拡張 ROM のイネーブル・ディスエーブル・アクセスの能力をテストするものです。
D1: Mac ループバック テスト
コマンド: pkttest -m
テストの目的・機能: これは内部的なループバック データ転送/受信テストです。 内部ループバック モードで MAC を初期化し、100 パケットを転送します。 データは、受信チャネルにルートバックされ、また、受信ルーティンによって受信されなければなりません。これによりデータの完全性が検証されます。 ギガビットがイネーブルされていない場合には、100 メガビット レートが使用されます。
デフォルト:イネーブルされます。
D2: Phy ループバック テスト
コマンド: pkttest -p
テストの目的・機能: このテストは、データが物理層デバイスを経由してルートバックされる点を除き、D1「Mac ループバック テスト」と同一です。 ギガビットがイネーブルされていない場合には、100 メガビット レートが使用されます。
デフォルト:イネーブルされます。
D3: RJ-45 ループバック テスト
コマンド: pkttest -e
テストの目的・機能:これは外部ループバック テストです。 UUT に関しては、コンフィギャされているループバック モードはありません。 データは RJ45 ループバック コネクタによりループバックされるはずです。 ギガビットがイネーブルされていない場合には、100 メガビット レートが使用されます。
デフォルト:ディスエーブルされます
D4: MII 多方面テスト
コマンド:なし
テストの目的・機能:これは、自動ポーリング能力と phy 割り込み能力をテストするものです。 phy 割り込み能力は、PHY の機能です。
デフォルト:イネーブルされます。
D5: MSI テスト
コマンド: msitest
テストの目的・機能:この関数は、デバイスのメッセージ信号割り込み能力をテストします。 MSI の定義に関しては、バージョン 2.2 の「PCI 規格」を参照してください。
デフォルト:ディスエーブルされます
/* 0 */ "PASS",(パス) /* 1 */ "Got 0x%08X @ 0x%08X.(0x%08X で 0x%08X を入手。 0x%08x が予想されます) /* 2 */ "Cannot perform task while chip is running",(チップ実行中はタスクを実行できません) /* 3 */ "Invalid NIC device",(NIC デバイスが無効です) /* 4 */ "Read only bit %s got changed after writing zero at offset 0x%X",(オフセット 0x%X でゼロを書き込んだあとに、読み出し専用ビット %s が変更されています) /* 5 */ "Read only bit %s got changed after writing one at offset 0x%X",(オフセット 0x%X で 1 を書き込んだあとに、読み出し専用ビット %s が変更されています) /* 6 */ "Read/Write bit %s did not get cleared after writing zero at offset 0x%X",(オフセット 0x%X でゼロを書き込んだあと、読み書きビット %s がクリアされていません) /* 7 */ "Read/Write bit %s did not get set after writing one at offset 0x%X",(オフセット 0x%X で 1 を書き込んだあと、読み書きビット %s はセットを入手しませんでした) /* 8 */ "BIST failed",(BIST に失敗しました) /* 9 */ "Could not generate interrupt",(割り込みを生成できませんでした) /* 10 */ "Aborted by user",(ユーザーにより中止されました) /* 11 */ "Tx DMA:Got 0x%08X @ 0x%08X.(Tx DMA: 0x%08X ? 0x%08X を入手しました。 0x%08x が予想されます) /* 12 */ "Rx DMA:Got 0x%08X @ 0x%08X.(Rx DMA: 0x%08X で 0x%08X を入手しました。 0x%08x が予想されます) /* 13 */ "Tx DMA failed",(Tx DMA に失敗しました) /* 14 */ "Rx DMA failed",(Rx DMA に失敗しました) /* 15 */ "Data error, got 0x%08X at 0x%08X, expected 0x%08X",(データエラー、0x%08X で 0x%08X を入手。0x%08X が予想されます) /* 16 */ "Second read error, got 0x%08X at 0x%08X, expected 0x%08X",(二次読み出しエラー、0x%08X で 0x%08X を入手。0x%08X が予想されます) /* 17 */ "Failed writing EEPROM at 0x%04X",(0x%04X で EEPROM の書き込みに失敗しました) /* 18 */ "Failed reading EEPROM at 0x%04X",(0x%04X で EEPROM の読み出しに失敗しました) /* 19 */ "EEPROM data error, got 0x08X at 0x04X, expected 0x%08X",(EEPROM データエラー、0x04X で 0x08X を入手。0x%08X が予想されます) /* 20 */ "Cannot open file %s",(ファイル %s を開くことができません) /* 21 */ "Invalid CPU image file %s",(CPU 画像ファイル %s が無効です) /* 22 */ "Invalid CPU image size %d",(CPU 画像サイズ %d が無効です) /* 23 */ "Cannot allocate memory",(メモリ割り当てができません) /* 24 */ "Cannot reset CPU", (CPU のリセットができません) /* 25 */ "Cannot release CPU", (CPU のリリースができません) /* 26 */ "CPU test failed", (CPU テストに失敗しました) /* 27 */ "Invalid Test Address Range\nValid NIC address is 0x%08X-0x%08X and exclude 0x%08X-0x%08X",(テスト アドレス領域が無効です。有効な NIC アドレスは 0x%08X 〜 0x%08X で、0x%08X 〜 0x%08X はこれに含まれません) /* 28 */ (DMA: 0x%08X で 0x%08X を入手しました) 0x%08x が予想されます) /* 29 */ "Unsupported PhyId %04X:%04X",(PhyId %04X:%04X はサポートされていません) /* 30 */ "Too many registers specified in the file, max is %d",(ファイル内で指定されているレジスタ件数が多すぎます。最大 %d 件です) /* 31 */ "Cannot write to VPD memory",(VPD メモリに書き込むことができません) /* 32 */ "VPD data error, got %08X @ 0x04X, expected %08X",(VPD データエラー。 0x04X で %08X を入手、%08X が予想されます) /* 33 */ "No good link!(リンクが正しくありません。 ループバック プラグを確認してください) /* 34 */ "Cannot TX Packet!", (パケットを TX できません!) /* 35 */ "Requested to Tx %d. Only %d is transmitted", (%d の Tx をリクエストしましたが、%d だけが転送されます) /* 36 */ (予想されるのは %d パケットです。 正しいパケットは %d 件だけが受信され、未知のパケットは %d 件受信されました。不正パケットは %d 件を受信しました) /* 37 */ "%c%d is an invalid Test",(%c%d のテストは無効です) /* 38 */ "EEPROM checksum error",(EEPROM チェックサム エラーです) /* 39 */ "Error in reading WOL/PXE",(WOL/PXE の読み出しエラーです) /* 40 */ "Error in writing WOL/PXE",(WOL/PXE の書き込みエラーです) /* 41 */ "No external memory detected",(検出された外部メモリはありません) /* 42 */ "DMA buffer %04X is large, size must be less than %04X", (DMA バッファ %04X が大きすぎます。サイズは %04X 以下にしてください) /* 43 */ "File size %d is too big, max is %d",(ファイルサイズ %d は大きすぎます。最大サイズは %d です) /* 44 */ "Invalid %s",(%s が無効です) /* 45 */ "Failed writing 0x%x to 0x%x",(0x%x への 0x%x の書き込みに失敗しました) /* 46 */ "", /* 47 */ "Ambiguous command",(コマンドが不明瞭です) /* 48 */ "Unknown command",(コマンドが未知のものです) /* 49 */ "Invalid option",(オプションが無効です) /* 50 */ (チップ実行中はタスクを実行できません。 (ドライバが必要です)) /* 51 */ "Cannot open register define file or content is bad",(レジスタ指定ファイルを開けないか、またはコンテンツが不良です) /* 52 */ "ASF Reset bit did not self-cleared",(ASF リセット ビットが自己クリアされませんでした) /* 53 */ "ATTN_LOC %d cannot be mapped to %cX CPU event bit %d",(ATTN_LOC %d を %cX CPU イベント ビット %d にマップできません) /* 54 */ "%s Regsiter is not cleared to zero after reset",(リセット後、%s レジスタはゼロにクリアされません) /* 55 */ "Cannot start poll_ASF Timer",(poll_ASF タイマーを開始できません) /* 56 */ "poll_ASF bit did not get reset after acknowleged",(肯定応答後、poll_ASF ビットがリセットを入手しませんでした) /* 57 */ "Timestamp Counter is not counding",(タイムスタンプ カウンタがカウントをしていません) /* 58 */ "%s Timer is not working",(%s タイマーが作動していません) /* 59 */ "Cannot clear bit %s in %cX CPU event register",(%cX CPU イベント レジスタ内のビット %s をクリアできません) /* 60 */ "Invalid "EEPROM_FILENAME" file size, expected %d but only can read %d bytes",(EEPROM_FILENAME ファイルのサイズが無効です。%d が予想されますが、%d バイトだけしか読み出せません) /* 61 */ "Invalid magic value in %s, expected %08x but found %08x",(%s 内のマジック値が無効です。%08x が予想されますが、%08x が検出されています) /* 62 */ "Invalid manufature revision, expected %c but found %c",(マニュファクチャ バージョンが無効です。%c が予想されますが、 %c が検出されています) /* 63 */ "Invalid Boot Code revision, expected %d.%d but found %d.%d",(ブート コード バージョンが無効です。 %d.%d が予想されますが、%d.%d が検出されています) /* 64 */ "Cannot write to EEPROM",(EEPROM に書き込むことができません) /* 65 */ "Cannot read from EEPROM",(EEPROM から読み出すことができません) /* 66 */ "Invalid Checksum",(チェックサムが無効です) /* 67 */ "Invalid Magic Value",(マジック値が無効です) /* 68 */ "Invalid MAC address, expected %02X-%02X-%02X-%02X-%02X-%02X",(MAC アドレスが無効です。%02X-%02X-%02X-%02X-%02X-%02X が予想されます) /* 69 */ "Slot error, expected an UUT to be found at location %02X:%02X:00",(スロット エラーです。UUT はロケーション %02X:%02X:00 で検出されなければなりません) /* 70 */ ブロック 0x%08x-0x%08x のテスト中に、近隣のメモリが破損されました\nアドレス 0x%08x で 0x%08x を入手しました。 0x%08x が予想されます) /* 71 */ "The function is not Supported in this chip",(この関数はこのチップをサポートしていません) /* 72 */ "Packets received with CRC error",(受信したパケットに CRC エラーがあります) /* 73 */ (MII エラー ビット セット: %04x) /* 74 */ "CPU does not initialize MAC address register correctly",(CPU が MAC アドレス レジスタを正しく初期化できません) /* 75 */ "Invalid firmware file format",(ファームウェア ファイル形式が無効です) /* 76 */ "Resetting TX CPU Failed",(TX CPU のリセットに失敗しました) /* 77 */ "Resetting RX CPU Failed",(RX CPU のリセットに失敗しました) /* 78 */ "Invalid MAC address",(MAC アドレスが無効です) /* 79 */ "Mac address registers are not initialized correctly",(MAC アドレス レジスタが正しく初期化されません) /* 80 */ "EEPROM Bootstrap checksum error", (EEPROM ブートストラップ チェックサム エラーです)
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