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トラブルシューティング: Broadcom NetXtreme™ Ethernet コントローラ ユーザーガイド

このチャプターでは、以下の情報について説明します。

ハードウェアの診断

ポートの LED を確認する

トラブルシューティングのチェックリスト

正しいドライバがロードされているかどうかを点検する

ケーブルの診断を実行する

ネットワークの連結性をテストする

ソフトウェアのトラブルとソリューション


ハードウェアの診断

ウィンドウズでは、アダプタ ハードウェアをテストするループバック診断テストが利用できます。 このテストを行なうと、アダプタの内部・外部の診断にアクセスできます。テストではパケット情報が物理リンクに転送されます (Broadcom Advanced Server Control Suite の 診断 の項をご覧ください)。


ポートの LED を確認する

LED の状態を利用したトラブルシューティングに関する、物理解説 セクションをご覧ください。

 

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トラブルシューティングのチェックリスト

以下のチェックリストで、NetXtreme™ Ethernet アダプタのインストール・実行時のトラブルを解消するための推奨アクションを確認してください。


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正しいドライバがロードされているかどうかを点検する

このセクションでは、Windows および Linux ™ に合ったドライバがロードされているかどうかを点検する方法を説明します。

Windows

BACS (Broadcom Advanced Control Suite) の [バイタル サイン(V)] スクリーンを利用すると、重要なアダプタ情報、ネットワーク ステータスやネットワークの連結性などを確認することができます。 アクティブになっているアダプタがリストされます。

  1. [バイタル サイン(V)] スクリーンで、Broadcom アダプタのテストを選択します。
  2. [リフレッシュ(R)] をクリックして選択したアダプタのドライバ ステータスを表示します。

メモ: Broadcom 製ではないアダプタの情報は、Broadcom アダプタのものよりカバー範囲が狭くなります。

 

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ケーブルの診断を実行する

ケーブル診断は、BACS(Broadcom Advanced Control Suite)から実行します。 セットアップと初期化に関する詳細は、Broadcom Advanced Control Suite」 をご覧ください。

メモ: このテストは 1 ギガビットの銅線リンク (1000 BASE-T) 以外では動作しません。


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ネットワークの連結性をテストする

以下のセクションでは、Windows、NetWare®、Linux のネットワークの連結性をテストする方法を説明します。

Windows

ピング コマンドを使い、ネットワークの連結性が動作しているかどうかを確認します。

  1. ウィンドウズの [コントロールパネル] で [ファイル名を指定して実行] を選択します。[ファイル名を指定して実行] ウィンドウが呼び出されます。

  2. cmd とタイプするか (Windows 2000 および Windows XP)、または (Windows 98 の場合は) command とタイプしてから OK をクリックします。
  3. ipconfig/all と入力すると、コマンド ウィンドウが表示されます。

  4. コマンド ラインで ping <IP address> と入力してから、Enter キーをを押します。 ネットワーク連結性の情報が表示されます。

  5. Broadcom Advanced Control Suite では、付加的なネットワーク テストが利用できます。

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ソフトウェアのトラブルとソリューション

このセクションでは、以下のオペレーション システムで確認されているソフトウェアのトラブルとソリューションを一覧で示します。

下表に、報告されているトラブルとソリューションをまとめます。

トラブル: Windows 2000 と Windows XP の両方で、Microsoft RIS(リモート インスタレーション サービス)のインストールに失敗する。

ソリューション: Microsoft の文書 Q246184、「サードパーティの OEM ネットワーク アダプタを RIS インスタレーションに追加する方法」 をご覧ください。

RemoteInstall\Setup\Language\Images\Dir_Name\i386 フォルダに配置する .inf ファイルのうち、2 行に記述のある NTx86.5.1 を削除してください(以下の例を参照)。

原文:

[Manufacturer]
%V_BCM% = BROADCOM, NTx86.5.1

[ControlFlags]
ExcludeFromSelect = *

[BROADCOM.NTx86.5.1]

修正後:

[Manufacturer]
%V_BCM% = BROADCOM

[ControlFlags]
ExcludeFromSelect = *

[BROADCOM]

ここでは、ベンダーから支給された .inf ファイルのみを使用してください。



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