目次へ戻る


管理者ツール


管理者パスワードの設定
管理者ツールの設定
管理者パッケージ
管理者プロファイル

アプリケーションの設定
アダプタの設定
ソフトウェア
EAP-FAST A-ID グループ
管理者のタスク


管理者ツールは、このコンピュータで管理者特権を持つユーザー用のツールです。 このツールは、共通 (共有) のプロファイル、ログオン前/共通プロファイル、持続接続プロファイルの設定に使用します。 管理者ツールは、IT 部門で、インテル(R) PROSet/Wireless ソフトウェア内のユーザー設定を行い、カスタム インストール パッケージ を作成して他のシステムにエクスポートするためにも使用できます。

[管理者ツール] はインテル PROSet/Wireless の [ツール] メニューにあります。 これは、インテル PROSet/Wireless ソフトウェアのカスタム インストール時に選択しないと、[ツール] メニューに表示されません。


管理者パスワードの設定

各ユーザーは、このツールを使用するためのパスワードを入力しない限り、管理者設定やプロファイルを変更することはできません。 最初に [管理者ツール] にアクセスするときは、パスワードを入力する必要があります。 パスワードは 100 文字以内で入力します。 空白のパスワードは使用できません。

注: 元のパスワードがわからない場合、パスワードをリセットするプロセスはありません。

  1. パスワード: パスワードを作成します (100 文字以内)。
  2. パスワードの確認: パスワードをもう一度入力します。
  3. [OK] をクリックします。 [管理者パッケージを開く ] が表示されます。

既存のパスワードを変更するには:

  1. [ツール] メニューから [管理者ツール] をクリックします。
  2. パスワード入力フォームで [パスワードの変更] をクリックします。
  3. 古いパスワード: 既存のパスワードを入力します。
  4. 新しいパスワード: 新しいパスワードを入力します。
  5. パスワードの確認: 新しいパスワードを再度入力します。
  6. [OK] をクリックして新しいパスワードを保存し、管理者ツールを開きます。

管理者ツールの設定

設定

管理者は管理者ツールのプロファイル リストに管理者プロファイルを挿入する場所を指定できます。

  1. 管理者ツールの [ツール] メニューをクリックします。
  2. [ツール] > [設定] をクリックして [管理者ツールの設定] を開きます。
  3. [OK] をクリックして [管理者ツール] に戻ります。

管理者パッケージ

管理者パッケージは、管理者プロファイルおよびその他の設定を保存するのに使用します。 この自己抽出実行ファイルは、コピーしてネットワーク上のクライアントに送信できます。 この実行ファイルを実行すると、その内容がターゲット コンピュータにインストール・設定されます。

新しいパッケージを作成するには次の手順に従います。

  1. [ツール] メニューで、[管理者ツール] をクリックします。
  2. 管理者ツールにアクセスするためのパスワードを入力してください。
  3. 管理者パッケージ: 次のいずれかをクリックして、新規パッケージを作成するか、既存のパッケージを開きます。

パッケージの選択

名前 説明

Windows XP または Windows 2000 パッケージを作成する

Windows XP または Windows 2000 オペレーティング システムのいずれかを実行するユーザーのコンピュータにエクスポート可能なパッケージを作成します。 このパッケージによって、802.1x 認証 EAP タイプのログオン前/共通プロファイルおよび持続プロファイルのすべてをエクスポートできます。

Windows Vista パッケージを作成する

Windows Vista オペレーティング システムを実行するユーザーのコンピュータにエクスポート可能なパッケージを作成します。 このパッケージでは、EAP-TTLS と EAP-SIM 共通プロファイルのみエクスポートできます。

既存のパッケージを開く

これを選択して、既存のパッケージを参照し、開きます。

  1. [OK] をクリックします。
  2. 以下の各内容がパッケージに含まれるようにするには、該当するオプションを設定します。
名前 説明
プロファイル [このパッケージにプロファイルを含める] をクリックします。 プロファイルはほかのユーザーと共有できます。

アプリケーションの設定

[このパッケージにアプリケーションの設定を含める] をクリックします。 有効にするアプリケーションの設定を指定します。

アダプタの設定

[このパッケージにアダプタの設定を含める] をクリックします。 このコンピュータで使用するアダプタの初期設定を指定します。

ソフトウェア

[このパッケージにソフトウェアを含める] をクリックします。 このコンピュータにインストールするソフトウェア コンポーネントを定義します。

注:管理者パッケージ実行ファイルのサイズを小さくする方法については、「ソフトウェア」を参照してください。

EAP-FAST A-ID グループ

[A-ID グループを含める] をクリックします。 複数 A-ID からの複数 PAC をサポートするために、A-ID グループを追加します。

注:  この機能は、Windows Vista クライアント用管理者パッケージを作成する場合には利用できません。

  1. [閉じる] をクリックします。
  2. プロンプトで次が表示されます:現在のパッケージは変更されています。変更を保存しますか?
  3. [はい] をクリックします。 実行ファイルをローカル ディスク ドライブ上のディレクトリに保存します。
  4. [保存] をクリックします。 ファイルが作成されました。 注:これには数分かかる場合があります。
  5. [終了] をクリックすると、パッケージの内容が表示されます。
  6. [OK] をクリックします。

注: [ファイル] メニューで [パッケージを保存する] を選択して、パッケージを保存することもできます。

注: Windows Vista 用の管理者プロファイルは XML 形式で保存されています。 これらのプロファイルは、グループ ポリシー マネージャーを使用して Windows Vista にインポートされます。

XML への変換

パッケージを編集するには次の手順に従います。

  1. 管理者ツールにアクセスします。
  2. [管理者パッケージを開く] ページで [既存のパッケージを開く] をクリックして、既存のパッケージを編集します。
  3. [参照] をクリックし、 パッケージの実行ファイルを探します。
  4. [開く] をクリックし、 パッケージ設定に変更を加えます。
  5. [閉じる] をクリックします。
  6. プロンプトで 現在のパッケージは変更されています。 変更を保存しますか?
  7. [はい] をクリックします。 実行ファイルをローカル ディスク ドライブ上のディレクトリに保存します。

注: [ファイル] メニューで [パッケージを開く] を選択して、パッケージを編集することもできます。


管理者プロファイル

管理者プロファイルは、ネットワーク管理者またはこのコンピュータの管理者が所有・管理します。 これらのプロファイルは、このコンピュータを使うすべてのユーザーが共有します。 ただし、エンド ユーザーはこれらのプロファイルを変更できません。 プロファイルの変更には、パスワード保護されている管理者ツールを使う必要があります。

管理者プロファイルには、 持続ログオン前/共通があります。 また、ソフトフォン アプリケーションにエクスポートするために、ボイス オーバー IP (VoIP) 設定を構成することもできます。

注: Windows Vista パッケージの場合、EAP-SIM と TTLS 共通プロファイルのみが作成できます。

Windows パッケージ

持続的接続

持続プロファイルはコンピュータのブート時または、誰もコンピュータにログオンしていない場合に適用されます。 ユーザーがログオフすると、コンピュータの電源を切るか、あるいは別のユーザーがログオンするまで、持続プロファイルがワイヤレス接続を維持します。

注: Windows Vista パッケージでは利用できません。

持続接続の要点は次のとおりです。

注:[インテル PROSet/Wireless] はマシンの証明書をサポートしますが、 証明書のリストには表示されません。

持続プロファイルを作成するには次の手順に従います。

  1. [このパッケージにプロファイルを含める] をクリックします。
  2. [持続] をクリックします。
  3. [追加] をクリックして [一般設定] ページを開きます。
  4. プロファイル名:プロファイル名を入力します。
  5. ワイヤレス ネットワーク名(SSID):ワイヤレス ネットワーク名を入力します。
  6. 操作モード: ネットワーク (インフラストラクチャ通信) がデフォルトで選択されています。
  7. 管理プロファイルのタイプ: 持続: ログインしているユーザーがいない場合にアクティブ が選択されています。
  8. [次へ] をクリックします。
  9. [エンタープライズ セキュリティ] をクリックして [セキュリティ設定] を開きます。 802.1x セキュリティ設定情報については、TLSTTLSPEAPLEAP、または EAP-FAST を参照してください。
  10. [OK] をクリックします。

ログオン前接続

ログオン前/共有プロファイルはユーザーがログオンする前に適用されます。 シングル サインオンのサポートがインストールされている場合、Windows のログオン シーケンス(ログオン前/共通)の前に接続が実行されます。

注: Windows Vista パッケージでは利用できません。

シングル サインオンがインストールされていない場合は、ユーザー セッションがアクティブになるとプロファイルが適用されます。 ログオン前/共通プロファイルは常にユーザーのプロファイル リストの一番上に表示されます。 ユーザーは作成した自身のプロファイルに優先順位を付けることができますが、ログオン前/共通プロファイルの優先順位を変更することはできません。 これらのプロファイルはプロファイル リストの一番上に表示されるので、インテル PROSet/Wireless はユーザー作成プロファイルへの接続を試みる前に、自動的に管理者プロファイルへの接続を試みます。

注:ログオン前/共通プロファイルを作成したりエクスポートできるのは、管理者のみです。

ログオン前接続の要点は次のようになります。

ログオン前/共通接続のステータス

ログオン前/共通プロファイルのサポートは、インテル PROSet/Wireless ソフトウェアをカスタム インストール中にインストールされます。 詳細についてはシングル サインオン機能のインストールとアンインストールを参照してください。

注: シングル サインオンまたはログオン前接続機能がインストールされていない場合にも、管理者はログオン前/共通プロファイルを作成してユーザーのコンピューターにエクスポートすることができます。

次に、システムの電源がオンになると、ログオン前接続機能がどのように動作するかを説明します。 保存されているプロファイルがあることを前提とします。 保存されているプロファイルは、[Windows のログオン ユーザー名とパスワードを使用する] がオンになっている有効なセキュリティ設定を持ちます。これは、Windows ログオン時に適用されます。

  1. システム起動後に、Windows のログオン ドメイン、ユーザー名、およびパスワードを入力します。
  2. [OK] をクリックします。 ログオン前/共通プロファイルのステータスのページには、ネットワーク接続の進捗状況が表示されます。 ワイヤレス アダプタがネットワークのアクセス ポイントに接続されると、ステータス ページが閉じ、Windows ユーザーがログオンします。

注: ユーザー証明書は、コンピュータで認証されているユーザーのみがアクセスできます。 そのためユーザーは、ユーザー証明書を使用して認証するログオン前/共通プロファイルを使用する前に、一度コンピュータにログオンする(有線接続、代替プロファイル、またはローカル ログイン)必要があります。

ログオフすると、ワイヤレス接続はすべて切断され、持続プロファイル (あれば) が適用されます。 場合によっては、現在の接続を維持することが望ましいことがあります (サーバーのログオフ後に特定のユーザーのデータをアップロードする必要がある場合や、ローミング プロファイルが使用されている場合)。

この機能を使用するには、ログオン前/共通と持続が共にオンになっているプロファイルを作成します。 ユーザーがログオフしたときにそのようなプロファイルがアクティブであれば、接続は維持されます。

ログオン前/共通プロファイルを作成するには、次の手順に従います。

  1. [このパッケージにプロファイルを含める] をクリックします。
  2. [ログオン前/共通] をクリックします。
  3. [追加] をクリックして [一般設定] ページを開きます。
  4. プロファイル名:プロファイル名を入力します。
  5. ワイヤレス ネットワーク名(SSID):ネットワーク ID を入力します。
  6. 操作モード: ネットワーク (インフラストラクチャ通信) がデフォルトで選択されています。
  7. 管理プロファイルのタイプ: ログオン前/共通: ユーザーがログインしている場合にアクティブ。 このプロファイルはすべてのユーザーが共有します。 このプロファイル タイプは既に選択されています。
  8. [次へ] をクリックします。
  9. [詳細設定] をクリックして [詳細設定] を開きます。 [詳細設定] は、次の設定に使用します。
名前 説明

自動接続

自動的または手動でプロファイルに接続する場合に選択します。

必須 AP

ワイヤレス アダプタを特定のアクセス ポイントに関連付けます。

パスワード保護

注: 管理者プロファイルでは使用できません。

アプリケーションの起動 注: 管理者プロファイルでは使用できません。

アプリケーションの起動

注: 管理者プロファイルでは使用できません。

ユーザー名の形式

管理者は認証サーバー用のユーザー名形式を選択できます。

次の選択肢より選択します。

  • ユーザー (デフォルト)
  • ユーザー@ドメイン
  • ユーザー@ドメイン.com
  • ドメイン\ユーザー

注: [ユーザー名の形式] は管理者ツールの詳細設定でのみ表示されます。 インテル PROSet/Wireless ワイヤレス プロファイルの作成マネージャーからユーザー プロファイルを作成するときは表示されません。 この設定はマシン証明書には適用されません。

  1. [OK] をクリックして [詳細設定] を閉じます。
  2. [エンタープライズ セキュリティ] をクリックして [セキュリティ設定] を開きます。 802.1X セキュリティ設定情報については、EAP-SIMTLSTTLSPEAPLEAP、またはEAP-FAST を参照してください。
  3. [OK] をクリックすると、プロファイルが保存され、管理者プロファイル リストに追加されます。

注: 持続接続がすでに確立している場合、プロファイルが [ログオン前/共通] と [持続] オプションの両方に設定されていない限り、ログオン前/共通プロファイルは無視されます。


共通プロファイル

共通プロファイルはグループ ポリシー マネージャーを使って適用されます。 共通プロファイルの要点は次のようになります。

次の種類のプロファイルを共通プロファイルとして作成できます。

共通プロファイルを作成するには次の手順に従います。

Windows Vista パッケージ

  1. [このパッケージにプロファイルを含める] (デフォルト) をクリックします。
  2. [共通] をクリックします。
  3. [追加] をクリックして [一般設定] ページを開きます。
  4. プロファイル名:プロファイル名を入力します。
  5. ワイヤレス ネットワーク名(SSID):ネットワーク ID を入力します。
  6. 操作モード: ネットワーク (インフラストラクチャ通信) がデフォルトで選択されています。
  7. [次へ] をクリックします。
  8. [詳細設定] をクリックして [詳細設定] を開きます。 [詳細設定] は、次のオプション設定に使用します。
名前 説明

自動接続

自動的または手動でプロファイルに接続する場合に選択します。

必須 AP

ワイヤレス アダプタを特定のアクセス ポイントに関連付けます。

パスワード保護

注: 管理者プロファイルでは使用できません。

アプリケーションの起動 注: 管理者プロファイルでは使用できません。

ユーザー名の形式

管理者は認証サーバー用のユーザー名形式を選択できます。

次の選択肢より選択します。

  • ユーザー (デフォルト)
  • ユーザー@ドメイン
  • ユーザー@ドメイン.com
  • ドメイン\ユーザー

注: [ユーザー名の形式] は管理者ツールの詳細設定でのみ表示されます。 インテル PROSet/Wireless ワイヤレス プロファイルの作成マネージャーからユーザー プロファイルを作成するときは表示されません。 この設定はマシン証明書には適用されません。

  1. [OK] をクリックして [詳細設定] を閉じます。
  2. [エンタープライズ セキュリティ] をクリックして [セキュリティ設定] を開きます。 802.1X セキュリティ設定情報については、EAP-SIM または TTLS を参照してください。
  3. [OK] をクリックすると、プロファイルが保存され、管理者プロファイル リストに追加されます。

除外ネットワーク

管理者は接続から除外するネットワークを指定することができます。 あるネットワークを除外すると、管理者だけがそのネットワークを [除外リスト] から削除できます。 除外ネットワークは、インテル PROSet/Wireless の [除外リストの管理] に表示されます。

注: Windows Vista パッケージでは利用できません。

ネットワークを除外するには次の手順に従います。

  1. [このパッケージにプロファイルを含める] をクリックします。
  2. [除外] をクリックします。
  3. [追加] をクリックして [除外ネットワーク (SSID)] ページを開きます。
  4. ネットワーク名: 除外するネットワークのネットワーク名を入力します。
  5. [OK] をクリックして、リストにネットワーク名を追加します。

除外ネットワーク

ネットワークを除外リストから削除するには次の手順に従います。

  1. [除外リスト] にあるネットワーク名を選択します。
  2. [削除] をクリックします。 リストからネットワークが削除されます。

ボイス オーバー IP (VoIP) 接続

インテル PROSet/Wireless ソフトウェアは、サードパーティ製のVoIP ソフトフォン アプリケーションをサポートしています。 サードパーティ製 VoIP アプリケーションはボイス コーデックをサポートしています。 コーデックは通常、ネットワークの帯域幅を節約するために圧縮を行います。 インテル PROSet/Wireless ソフトウェアは、次の International Telecommunications Union (ITU) コーデック規格に準拠しています。

コーデック

アルゴリズム

ITU G.711

PCM (Pulse Code Modulation)

ITU G.722

SBADPCM (Sub-Band Adaptive Differential Pulse Code Modulation)

ITU G.723

マルチレート コーダー

ITU G.726

ADPCM (Adaptive Differential Pulse Code Modulation)

ITU G.727

可変レート ADPCM

ITU G.728

LD-CELP (Low-Delay Code Excited Linear Prediction)

ITU G.729

CS-ACELP (Conjugate Structure Algebraic-Code Excited Linear Prediction)

管理者は VoIP 設定をエクスポートし、各種コーデックのデータ レートとフレーム レートを設定して VoIP 通信の音質を向上させることができます。

VoIP 設定を設定するには、次の手順に従います。

注: 管理者ツールの [アプリケーションの設定] で [ボイスオーバー IP] がオフになっていないことを確認してください。 これは、デフォルトでオンになっています。

  1. [このパッケージにプロファイルを含める] をクリックします。
  2. [VoIP] をクリックします。
  3. [追加] をクリックすると、[VoIP プロファイルの作成] ページが開きます。
  4. コーデックの帯域幅、用途、フレーム レートを選択します。

ボイス データ:

G711 は 10ms フレーム レート、64kbps ビット レート
G722 は 10ms フレーム レート、64kbps ビット レート
G723 は 30ms フレーム レート、5.3kbps または 6.4kbps ビット レート
G726-32 は 10ms フレーム レート、32kbps ビット レート
G728 は 2.5ms フレーム レート、16kbps ビット レート
G729 は 10ms フレーム レート、10kbps ビット レート

コーデック 用途 フレーム レート
  • G711_64kbps
  • G722_64kbps
  • G722_56kbps
  • G722_48kbps
  • G722_1_32kbps
  • G722_1_24kbps
  • G722_1_16kbps
  • G726_16kbps
  • G726_24kbps
  • G726_32kbps
  • G726_40kbps
  • G728_16kbps
  • G729a_8kbps
  • G729e_11_8kbps
  • GIPS_iPCM_VARIABLE
  • G722_2_VARIABLE
  • 対話式音声応答
  • オーディオ会議
  • ボイス データ
  • ビデオ
  • ストリーミング オーディオ
  • 20
  • 30
  1. [OK] をクリックして、プロファイル リストに戻ります。
  2. [閉じる] をクリックして、パッケージにプロファイル設定を保存します。

アプリケーションの設定

管理者は、ワイヤレス ネットワーク接続でユーザーが持つ制御レベルを選択できます。

アプリケーションの設定を行うには、次の手順に従います。

  1. [このパッケージにアプリケーションの設定を含める] をクリックします。
  2. 次の表の各設定をオン/オフします。

名前

Windows XP/2000 パッケージ

Windows Vista パッケージ

説明

802.1X 認証

使用可能 使用不可

ユーザーが、異なる802.1x 認証 EAP タイプをサポートするプロファイルを作成したり、プロファイルに接続できるようになります。

ユーザーのコンピュータ上で有効にする 802.1x 認証 EAP タイプを選択してください。 EAP SIMEAP LEAPEAP TLSEAP TTLSEAP PEAPEAP FAST です。

AAA インコントロール 使用可能 使用可能 他のアプリケーションがワイヤレス アダプタを使用しているときに通知します

管理者ツール

使用可能 使用可能 ユーザーのコンピュータ上の管理者ツールにアクセスできなくなります。

アプリケーションの自動起動

使用可能 使用可能 選択すると、プロファイルがネットワークに接続したとき、バッチ ファイル、実行ファイル、またはスクリプトを自動的に起動します。 たとえば、ユーザーがワイヤレス ネットワークに接続するたびに仮想プライベート ネットワーク (VPN) セッションを自動的に開始します。

アプリケーションでの無線オン/オフ制御

使用可能 使用不可 サードパーティ製アプリケーションがユーザーにインテル PROSet/Wireless ワイヤレス オンまたはワイヤレス オフ スイッチを無効にできるようにします。
CCXv4 使用可能 使用不可

[CCXv4 を有効にする] をクリックして、EAP-FAST プロファイルに対して Cisco Compatible Extensions バージョン 4 (CCXv4) の機能を有効にします。

注:CCXv4 が有効になっていない場合、管理者ツールの EAP-FAST Authority Identifier (A-ID) グループ機能は使用できません。

コンピュータで EAP-FAST PAC 提供を有効または無効にするには、次のいずれかを選択します。

認証なしプロビジョン用のプロンプトと警告をオンにする:PAC がない場合または接続されているサーバーにより送られた A-ID に一致する PAC がない場合に、PAC 自動プロビジョニングのプロンプトと警告をオフにします。

デフォルト サーバ (A-ID) を切り替える場合にプロンプトを表示しない:クライアントが、PAC を提供済みだが現在デフォルト サーバーとして選択されていないサーバーを検出した場合にプロンプトをオフにします。

PAC を提供した後で認証なしの提供をオフにする: その A-ID の PAC が提供された後に自動提供を自動的にオフにします。

注:ユーザーのコンピュータにインテル(R) PRO/Wireless 2915ABG ネットワーク コネクションまたはインテル(R) PRO/Wireless 2200BG ネットワーク コネクションが搭載されている場合は、この機能は管理者パッケージを使用してインストールされません。

クリデンシャルのキャッシュ

使用可能 使用不可

選択すると、ユーザー ログオン後クリデンシャルが保存されます。 ワイヤレス接続が一時的に切断されると、再接続後、保存されていたクリデンシャルが使用されます。 ユーザーがログオフすると、クリデンシャルはクリアされます。

注:クリアすると、プロファイルを作成するときに [接続するたびにプロンプトを表示する」オプションが使用できなくなります。

デバイスからデバイス (アドホック通信)

使用可能 使用不可

ユーザーにデバイスからデバイス (アドホック) プロファイルの作成を許可するかどうか、またデバイスからデバイス (アドホック) ネットワークへの接続を許可するかどうかを指定します。

次のいずれかを選択して、ユーザーがデバイスからデバイス ネットワークに接続できるようにするかどうかを指定します。

  • デバイスからデバイス ネットワーキングを有効にする
  • セキュリティ保護されたデバイスからデバイス ネットワーキングのみを有効にする
  • デバイスからデバイス ネットワーキングを無効にする

ユーザーがデバイスからデバイス (アドホック通信) 設定を使用できるようにするかどうかを指定します。

  • デバイスからデバイス アプリケーション設定を表示する
  • デバイスからデバイス アプリケーション設定を非表示にする

ワイヤレス プロファイルの一般設定からデバイスからデバイス (アドホック通信) オペレーティング モードを削除するには、[デバイスからデバイス ネットワーキングを無効にする] と [デバイスからデバイス アプリケーション設定を非表示にする] を選択します。 これによって、デバイスからデバイス (アドホック通信) ネットワークをサポートするプロファイルが作成できなくなります。

インポートとエクスポート

使用可能 使用可能 選択すると、プロファイルをユーザーのコンピュータにインポート/エクスポートできるようになります。 ユーザー プロファイルを自動インポート フォルダにコピーしたとき、ユーザー プロファイルが自動インポートできるようになります。
接続の維持 使用可能 使用不可

選択すると、[ワイヤレス プロファイルの作成] の詳細設定で [接続の維持] の設定が非表示になります。 [接続の維持] オプションでは、ログオフ後ユーザ プロファイルにワイヤレス接続が維持されます。

注: [接続の維持] オプションは、Nortel VPN クライアントが [Logoff on Connect] で設定されている場合に使用することが可能です。

無線オン/オフ制御のメッセージ

使用可能 使用不可 サードパーティ製アプリケーションがユーザにインテル PROSet/Wireless ワイヤレス オンまたはワイヤレス オフ スイッチが無効になったことを通知できるようにします。

Microsoft Windows XP との共存

使用可能 使用不可

[このシステム上で Microsoft ワイヤレス ゼロ構成とインテル PROSet/Wireless が共存できるようにする] を選択します。

このシステム上で Microsoft ワイヤレス ゼロ構成とインテル PROSet/Wireless が共存できるようにする場合に、このオプションを有効にします。 このオプションを選択すると、インテル PROSet/Wireless が有効にされたときにMicrosoft Windows XP ワイヤレス ゼロ構成サービスが無効にされなくなります。

注:この設定は Microsoft Windows Vista* クライアントには適用されません。

持続的接続 使用可能 使用不可

[ユーザーがログオンする前に持続的接続とコンピュータ ポリシーが更新されていることを確認する] を選択します。

注:ポリシーの更新によってログオン画面が最大 2 分間まで遅延されることがあります。

ログオン前シスコ モード 使用可能 使用不可

ログオン前/共通接続中 シスコモードを有効にします。

シスコのアクセス ポイントは、複数のネットワーク名 (SSID) をサポートしますが、ブロードキャストするのは 1 つだけです。 シスコのアクセス ポイントに接続するために、各プロファイルに接続する試みがなされます。 これをシスコモードといいます。

注: ログオン前/共通接続によって、接続時間が長くなる可能性があります。

プロファイルの接続

使用可能 使用不可

ユーザーのコンピュータ上のプロファイル接続レベルを選択してください。

インテル プロファイルの切り替えを無効にする。 ユーザーは最初のログオン前/共通プロファイルまたはログオン前/共通プロファイルにしか接続できなくなります。

  • ユーザーがすべての管理者プロファイルに接続できるようにする。
  • ユーザーが最初の管理者ファイルにのみ接続できるようにする。

セキュリティ レベル

使用可能 使用不可

ユーザーのコンピュータ上のセキュリティ レベルを選択してください。

ユーザは以下のようなセキュリティ レベルのプロファイルにしか接続できません。

注: Windows Vista パッケージでは利用できません。

共有フォルダの通知 使用可能 使用可能

ユーザーのコンピュータ上のセ共有フォルダの通知を選択してください。

  • セキュリティ保護されていないネットワークに接続されるとき自動的に共有フォルダを削除します。
  • この通知を無効にする
  • セキュリティ保護されていないネットワークに接続されたときに通知する (デフォルト)。
シングル サイン オン 使用可能 使用不可

ユーザー コンピュータ上で有効にする管理者プロファイル タイプを選択してください。

  • 持続的な接続:プロファイルは起動時とユーザーがコンピュータにログオンしていないときにアクティブになります。
  • ログオン前または共通接続:プロファイルはユーザーがコンピュータにログオンした直後にアクティブになります。

ユーザーのコンピュータにログオン前/共通機能がインストールされていない場合は、共通プロファイルが有効になります。 ユーザーがログオンし、セッションがアクティブになった後、共通プロファイルがアクティブになります。

持続およびログオン前/共通プロファイルは、ユーザーのプロファイル リストの一番上に表示されます。 ユーザーが変更したり削除することはできません。

サポート情報

使用可能 使用可能

インテル PROSet/Wireless ソフトウェアの [バージョン情報] に表示されるサポートの情報を指定します。

  • サポート URL: 顧客がテクニカル サポートを受けるためにアクセスする、サポート センターのウェブ サイトを入力します。
  • サポート電話番号: 顧客がテクニカル サポートに連絡するための電話番号を入力します。

ボイス オーバー IP

使用可能 使用可能

ユーザーのコンピュータ上でサードパーティ製ソフトウェアが VoIP アプリケーションを使用できるようになります。 デフォルトで、有効になっています。

注:ユーザーのコンピュータにインテル PRO/Wireless 2915ABG ネットワーク コネクションまたはインテル PRO/Wireless 2200BG ネットワーク コネクションが搭載されている場合は、この機能は管理者パッケージを使用してインストールされません。

Wi-Fi マネージャ

使用可能 使用不可

ユーザーのワイヤレス接続をどの Wi-Fi マネージャーが制御するかを選択します。 前回ログオンしたユーザーの Wi-Fi マネージャーを使用するか、各ユーザーが任意の Wi-Fi マネージャーを選択できます。

  • ログオン後にユーザがインテル PROSet/Wireless と Microsoft Windows XP ワイヤレス ゼロ構成のいずれを使用するかを選択できるようにする
  • ログオン時に Wi-Fi マネージャーを前回ユーザーがログオフしたときにアクティブな Wi-Fi マネージャーに設定する
Wi-Fi Protected Setup 使用可能 使用不可

インテル PROSet/Wireless ソフトウェアは、Wi-Fi Protected Setup をサポートするアクセス ポイントのレジストラとして動作するように設定できます。 レジストラは、アクセス ポイント キーやパスワードを自動的にまたはUSB フラッシュ ドライブまたは他の外部デバイスを使って手動で安全に転送します。

  • ほかのデバイスの登録を有効にする (デフォルト)。
  • [デバイス登録を有効にする] アプリケーション設定を隠す

他のデバイスを登録するため、インテル PROSet/Wireless を有効にするよう選択します。 また、インテル PROSet/Wireless アプリケーション設定で [デバイス登録を有効にする] の設定を非表示にするよう選択して、ユーザが設定を変更するのをブロックします。

ワイヤレス イベント ログ ビューアのプリファレンス 使用可能 使用不可

インテル ワイヤレス トラブルシューターのワイヤレス イベント ビューアー ログ ファイルの保存先を選択します。

  1. フォルダのパス: デフォルトの場所はデスクトップです。 フォルダの場所を入力してください。
  2. ファイル名: ファイル名は ComputerName_UserDomain です。
  3. 最大ファイル サイズ: ファイルのサイズをキロバイト (KB) で入力します。

指定した日数の後でログ ファイルをアーカイブ サイトにコピーする場合

  1. [ログ ファイルを別の場所にコピーする] をクリックします。
  2. コピー先のパス: ファイルの保存先を入力します。
  3. 頻度 (日): コピー先のフォルダにファイルを移動する頻度を選択します。

ワイヤレス オン/オフ

使用可能 使用不可

[無線オン/オフ選択肢を無効にする] を選択して、ユーザーがインテル PROSet/Wireless メイン ウィンドウまたは [タスクバー] メニューから [ワイヤレス オン] または [ワイヤレス オフ] コントロールにアクセスできないようにします。 ユーザーが無線コントロールのオン/オフを試みた場合には、「この機能は管理者によって無効にされています」と通知されます。

[802.11a 無線オン/オフ選択肢を追加] を選択すると、ユーザーのコンピュータのタスクバー メニューとインテル PROSet/Wireless のメイン ウィンドウに 802.11a 無線オン/オフのコントロールが追加されます。

[802.11a 無線オン/オフ選択肢を無効にする] を選択すると、ユーザーは 802.11a 無線をオフにできなくなります。 ユーザーが 802.11a 無線コントロールのオン/オフを試みた場合には、「この機能は管理者によって無効にされています」と通知されます。

ユーザーのコンピュータにこの機能がインストールされると、次の手順に従って 802.11a の無線制御をオン/オフできます。

802.11a ワイヤレスをオフにするには:

  1. インテル PROSet/Wireless メイン ウィンドウで、[ワイヤレス オン] ボタンをクリックします。 無線オプションのリストが表示されます。
  2. [802.11a 無線オフ] を選択します。 802.11a 無線がオフになります。

802.11a 無線をオンにするには:

  1. インテル PROSet/Wireless メイン ウィンドウで、[802.11a 無線オフ] ボタンをクリックします。 無線オプションのリストが表示されます。
  2. [ワイヤレス オン] を選択します。 802.11a 無線がオンになります。

注: このオプションは、802.11a、802.11b、および 802.11g 準拠のワイヤレス アダプタでのみ使用可能です。 ユーザーのコンピュータにインテル(R) PRO/Wireless 2200BG ネットワーク コネクションが搭載されている場合は、この機能は管理者パッケージを使用してインストールされません。

閉じる

管理者ツールを閉じます。

ヘルプ

このページのヘルプ情報を表示します。


アダプタの設定

アダプタの設定を行うには、次の手順に従います。

  1. [このパッケージにアダプタの設定を含める] をクリックします。
  2. 次の表の各設定に対し、オプションを 1 つずつ選択します。

名前

説明

802.11n チャネル幅

パフォーマンスを最適化するように高スループットのチャネル幅を設定します。 チャネル幅を [自動] または [20Mhz] に設定します。 デフォルトの設定は [自動] です。

注: この設定は、アダプタがインテル(R) Wireless WiFi Link 4965AGN またはインテル(R) Wireless WiFi Link 4965AG_ の場合にのみ使用できます。

802.11n モード

802.11n 標準は、既存の 802.11x 標準に MIMO (Multiple Input Multiple Output) 技術を追加して策定されています。 MIMO はデータのスループットを高めて、転送レートを向上させます。 [有効] または [無効] を選択して、アダプタの 802.11n モードを設定します。 デフォルトの設定は [有効] です。

管理者は、高スループット モードのサポートを有効または無効にして、電源使用量を減らしたり、他の帯域または互換性の問題による競合を軽減させたりできます。

注: この設定は、アダプタがインテル(R) Wireless WiFi Link 4965AGN またはインテル(R) Wireless WiFi Link 4965AG_ の場合にのみ使用できます。

アドホック チャネル

デバイスからデバイス (アドホック通信) ネットワークの他のコンピュータが、デフォルト以外のチャネルを使用していない限り、チャネルを変更する必要はありません。

値:許可されている操作チャンネルをリストから選択してください。

  • 802.11b/g:802.11b および 802.11g (2.4 GHz) アドホック帯域周波数を使用する際にこのオプションを選択します。
  • 802.11a:802.11a (5 GHz) アドホック帯域周波数を使用する際にこのオプションを選択します。

アドホック電源管理

デバイスからデバイス (アドホック通信) ネットワークの節電機能を設定します。

  • 無効: アドホック電源管理をサポートしないステーションを含むアドホック ネットワークに接続するときに選択します。
  • 最大節電: バッテリ寿命を最適化するときに選択します。
  • 雑音の多い環境: 最適なパフォーマンスを得るため、または複数クライアントに接続するときに選択します。

注:ユーザーのコンピュータにインテル PRO/Wireless 2915ABG ネットワーク コネクションまたはインテル PRO/Wireless 2200BG ネットワーク コネクションが搭載されている場合は、この機能は管理者パッケージを使用してインストールされません。

アドホック QoS モード

アドホック ネットワークのサービス品質 (QoS) 制御。 QoS は、トラフィックの分類に基づいて、無線 LAN 経由でアクセス ポイントから送信されるトラフィックの優先付けを行います。 WMM (Wi-Fi MultiMedia) は、Wi-Fi Alliance* の QoS 認証です。 WMM を有効にすると、アダプタは WMM を使用して Wi-Fi ネットワークの優先度のタグ付けとキュー機能をサポートします。

  • WMM が有効 (デフォルト)
  • WMM が無効

注:ユーザーのコンピュータにインテル PRO/Wireless 2915ABG ネットワーク コネクションまたはインテル PRO/Wireless 2200BG ネットワーク コネクションが搭載されている場合は、この機能は管理者パッケージを使用してインストールされません。

混在モード保護

802.11b と 802.11g が混在する環境でのデータの衝突を避けるために使用します。 クライアントが相互に認識できない環境では、Request to Send/Clear to Send (RTS/CTS) を使用します。 11g および 11b クライアントが近接し相互に認識できる環境では、[個別 CTS 有効] を使用してスループットを向上できます。

電源管理

電源管理:電源の使用量とアダプタのパフォーマンスのバランスを選択できます。 ワイヤレス アダプタのパワー設定スライダでコンピュータの電源およびバッテリのバランスを設定します。

電源の使用量とアダプタのパフォーマンスのバランスを選択します。
PSP - Power Saving Mode (節電モード)
CAM - Constantly Awake Mode (常時アウェイク モード)

節電モード レベルのいずれかを選択します。

PSP CAM: クライアント アダプタの電源は継続的にオンになります。
PSP レベル 1: PSP が最大の電源使用に設定されます。
PSP レベル 2-4: PSP が電源使用を最大に設定します。
PSP レベル 5: バッテリ駆動時間を最大に設定します。
PSP 自動: PSP レベル 6 のデフォルト: 電源の使用量とバッテリ駆動時間のバランスをとります。

注: 消費電力がどれだけ節約できるかは、インフラの設定によって異なります。

プリアンブル モード

初期接続中にアクセス ポイントが受け取るプリアンブルの長さの設定を変更します。 常に長いプリアンブルを使ってアクセス ポイントに接続します。 自動送信プリアンブルでは、プリアンブルを自動的に検出します。 サポートされている場合は、ショート プリアンブルを使用してください。 ショートプリアンブルがサポートされていない場合は、ロング プリアンブル (ロング送信プリアンブル) を使用してください。

注:ユーザーのコンピュータにインテル PRO/Wireless 3945BG ネットワーク コネクションが搭載されている場合は、この機能は管理者パッケージを使用してインストールされません。

ローミングの積極性

アクセス ポイントへの接続を改善するためにワイヤレス クライアントをどれだけ積極的にローミングさせるかを指定します。

[デフォルト値の使用] をクリックして、ローミングなしとパフォーマンスの間のバランスをとるか、リストから値を選択します。

値:

0: ローミングなし: ワイヤレス クライアントはローミングしません。 リンクの品質が極端に劣化したときのみ、別のアクセス ポイントへローミングします。
1〜3:ローミングを許可。
2: デフォルト: ローミングなしとパフォーマンスの間のバランスをとります。 [デフォルト値の使用] をクリックして選択します。
4: 最大ローミング。

スループットの増加

パケット バースト コントロールの値を変更します。

  • 有効: スループットを向上させるために選択します。
  • 無効: (デフォルト) - スループットを向上させるために選択します。

送信パワー

送信電力のレベルを低くすると、無線の有効範囲が狭くなります。

デフォルト設定: 最大パワー設定です。

値:

送信最小: 最小範囲:アダプタの通信パワーを最小にします。 範囲を広げることも、限定することもできます。 高トラフィック領域内のカバレッジ エリアを縮小して、全体的な伝送品質を改善し、通信回線の過密化や他のデバイスとの干渉を防止できます。
送信レベル 1、送信レベル 2、送信レベル 3: 国の要件に従って設定します。
送信最大: 最大範囲:アダプタの通信パワーを最大のレベルにします。 追加の無線装置数が限られている環境で最大のパフォーマンスとカバレッジ エリアを得るために選択します。

注:最適な設定は、常にユーザーが通信の品質を犠牲にすることなく送信パワーを最小レベルに設定することです。 これによって、密度の高い領域で最大数のワイヤレス デバイスが稼動できるようになり、またこの無線と無線スペクトルを共有する他のデバイスとの干渉を軽減できます。

注: この設定は、ネットワーク (インフラストラクチャ通信) またはデバイスからデバイス (アドホック通信) モードを使用する場合に有効になります。

ワイヤレス モード

ワイヤレス ネットワークへの接続に使用するモードを選択します。

  • 802.11a のみ:ワイヤレス アダプタを 802.11a ネットワークのみに接続します。
  • 802.11b のみ: ワイヤレス アダプタを 802.11b ネットワークのみに接続します。
  • 802.11g のみ:ワイヤレス アダプタを 802.11g ネットワークのみに接続します。
  • 802.11a および 802.11g:ワイヤレス アダプタを 802.11a および 802.11g ネットワークのみに接続します。
  • 802.11b および 802.11g:ワイヤレス アダプタを 802.11b および 802.11g ネットワークのみに接続します。
  • 802.11a、802.11b、802.11g:(デフォルト)802.11a、802.11b または 802.11g ワイヤレス ネットワークに接続します。

注: これらのワイヤレス モード(変調方式)により、ワイヤレス ネットワーク リストに表示されるアクセス ポイントが決定されます。

注:この設定は Windows Vista クライアントには適用されません。

閉じる

管理者ツールを閉じます。

ヘルプ

このページのヘルプ情報を表示します。


ソフトウェア

ユーザーのコンピュータにインストールするインテル PROSet/Wireless ソフトウェア コンポーネントを選択します。

  1. [このパッケージにソフトウェアを含める] をクリックします。
  2. インテル PROSet/Wireless インストール CD を CD ドライブに挿入します。
  3. インテル PROSet/Wireless ソフトウェア インストール ディレクトリを指定します: [参照] をクリックして、Autorun.exe ファイルを探します。
  4. [OK] をクリックします。
  5. このパッケージに含めるコンポーネントを指定します。ユーザーのコンピュータにインストールするアプリケーションを選択してください。
名前 説明

無線 LAN アダプタ ドライバ

無線 LAN アダプタの NDIS ドライバをインストールします。
インテル PROSet/Wireless (Windows Vista パッケージ用)
  • WMI サポート: インテル PROSet/Wireless がインストールされていない管理者がインテル PROSet/Wireless がインストールされているクライアントをリモート管理できるようになります。
  • 管理者ツール:[スタート] メニューに [管理者ツール] をインストールします。

インテル PROSet/Wireless (Windows XP または Windows 2000 パッケージ用)

ユーザーのコンピュータにインストールする機能を選択してください。

  • インテル(R) ワイヤレス トラブルシューター: ワイヤレス接続の問題解決をお手伝いします。
  • Wi-Fi Protected Setup:この機能を使って、ワイヤレス ネットワークの初期設定ができ、新しいデバイスをネットワークに紹介できます。
  • シングル サインオン: 使用中の Windows ログオン ユーザー名とパスワードをワイヤレス ネットワーク接続のクリデンシャルに一致させます。
    • ログオン前接続:ユーザーがコンピュータにログオンすると、ログオン前/共通プロファイルがアクティブになります。
  • WMI サポート:WMI (Windows マネジメント インストゥルメンテーション) 機能を使用すると、インテル PROSet/Wireless がインストールされていない管理者がインテル PROSet/Wireless がインストールされているクライアントをリモート管理できるようになります。
  • 管理者ツール:[ツール] メニューに [管理者ツール] をインストールします。

注: インテル ワイヤレス トラブルシューターとシングル サインオン機能は、Windows Vista パッケージには適用できません。

管理者パッケージのソフトウェア ファイル サイズを縮小するには、以下を行います。

  1. インテル PROSet/Wireless ソフトウェアからローカルのディレクトリにインストール フォルダをコピーします。
  2. XP\Docs\ フォルダと \XP\Apps\X32\IProLang フォルダと XP\Apps\x64\IProdLang フォルダから不要な言語フォルダを削除します。 たとえば、英語フォルダのみが必要な場合は、ENU 以外のすべての言語フォルダを削除します。
  3. ローカル ディレクトリのファイルを使って、ソフトウェア ファイルを管理者パッケージに追加します。

注: Microsoft Windows XP Professional x64 Edition システムに管理者パッケージを作成した場合、言語ファイルは XP\Docs フォルダーと XP\Apps\x64\IProLang フォルダーにあります。

注:Novell Client for Windows を使用する予定の場合、インテル PROSet/Wireless ソフトウェアをインストールする前に Novell Client for Windows をインストールしてください。 インテル PROSet/Wireless が既にインストールされている場合はインテル PROSet/Wireless をアンインストールしてから Novell Client for Windows をインストールしてください。


EAP-FAST A-ID グループ

注:管理者ツールの [アプリケーションの設定] で [CCXv4] が選択されていない場合は、この機能は使用できません。

注: この機能は、Windows Vista パッケージでは使用できません。

認証 ID (A-ID) は、Protected Access Credential (PAC) A-ID グループを提供する RADIUS サーバーです。 A-ID グループは、コンピュータのすべてのユーザーにより共有され、EAP-FAST プロファイルが複数の A-ID から複数の PAC をサポートできるようにします。

管理者は A-ID グループを事前設定して、管理者パッケージを使用してユーザーのコンピュータで設定を行えます。 ワイヤレス ネットワークのプロファイルがそのファイヤレス ネットワーク プロファイルで指定されている A-ID の同じグループ内に A-ID を持つサーバーを検出すると、ユーザーにプロンプトを表示せずにこの PAC が使用されます。

A-ID グループを追加するには、次の手順に従います。

  1. [A-ID グループを含める] を選択します。
  2. [追加] をクリックします。
  3. 新しい A-ID グループ名を入力します。
  4. [OK] をクリックします。 A-ID グループが A-ID グループ リストに追加されます。

A-ID グループがロックされている場合は、A-ID をグループに追加できません。

A-ID を A-ID グループに追加するには、次の手順に従います。

  1. A-ID グループ リストからグループを選択します。
  2. A-ID セクションで [追加] をクリックします。
  3. A-ID を選択します。
  4. [OK] をクリックします。 A-ID がリストに追加されます。

A-ID グループを選択すると、A-ID グループ サーバーの PAC から A-ID が抽出されます。 A-ID のリストが自動的に生成されます。

注: EAP-FAST AID グループは Windows Vista クライアントには適用されません。


管理者のタスク

クライアント証明書の取得

EAP-TLS (TLS) や EAP-TTLS (TTLS) の証明書がない場合は、認証を行うためにクライアント証明書を入手する必要があります。

証明書は、Internet Explorer または Microsoft Windows のコントロール パネルから管理されます。

Windows XP および Windows 2000:クライアント証明書を入手する際に、[秘密キーの保護を強力にする] を選択しないでください。 証明書で秘密キーの保護を強力にすると、この証明書を使用するたびに、パスワードの入力が必要になります。 TLS または TTLS 認証のサービスを設定する際は、このオプションを必ずオフにします。 そうしないと、必要なパスワードを入力するログインしたユーザーがいないため 802.1X サービスは認証できません。

スマート カードに関する注意事項

スマート カードをインストールすると、証明書は自動的にコンピュータにインストールされ、個人証明書ストアとルート証明書ストアから選択されます。

TLS ネットワーク認証を使用するクライアントのセットアップ

手順 1: 証明書を取得します。

TLS 認証を行うには、ログインしたユーザーのアカウントに対し、ローカル データベースに有効なクライアント証明書が必要です。 また、ルート ストアにトラステッド CA の証明書が必要です。

証明書は、次の 2 つの方法で入手できます。

CA からユーザー証明書を取得する方法がわからない場合には、管理者に手順を問い合わせてください。

CA をローカル コンピュータにインストールするには次の手順に従います。

  1. CA を取得してローカル ドライブに保存します。
  2. [インポート] をクリックします。 プロファイル・ウィザードが開きます。
  3. [次へ] をクリックします。
  4. [参照] をクリックして、ローカル ドライブにある証明書を参照します。
  5. エクスポートした証明書をクリックします。
  6. [開く] をクリックし、
  7. [次へ] をクリックします。
  8. [次の保存先に証明書をすべて保存する] をクリックします。
  9. [参照] をクリックして、[証明書ストアの選択] を開きます。
  10. [物理的ストアを表示する] をクリックします。
  11. [OK] をクリックします。
  12. ストアの一覧をスクロールして [信頼されたルート証明機関] を展開します。
  13. [ローカル コンピュータ] を選択します。
  14. [OK] をクリックします。
  15. [次へ] をクリックします。
  16. [終了] をクリックして、プロセスを終了します。
  17. 証明書をインストールした後、再起動します。

MMC (Microsoft Management Console) を使って、コンピュータのストアに CA がインストールされていることを確認します。

  1. [スタート] メニューで [ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. MMC」と入力します。
  3. [OK] をクリックして、Microsoft Management Console を開きます。
  4. [ファイル] をクリックします。
  5. [スナップインの追加と削除] をクリックします。
  6. [追加] をクリックして [スタンドアロン スナップインの追加] ページを開きます。
  7. [証明書] をクリックします。
  8. [追加] をクリックします。
  9. [コンピュータのアカウント] をクリックします。
  10. [次へ] をクリックします。
  11. [完了] をクリックします。
  12. [閉じる] をクリックします。
  13. [OK] をクリックします。
  14. コンソールで [証明書 (ローカル コンピュータ)] をクリックします。
  15. [信頼されたルート証明機関] をクリックします。
  16. [証明書] をクリックします。
  17. インストールしたばかりの CA がリストに入っていることを確認します。
  18. [ファイル] をクリックします。
  19. [終了] をクリックしてコンソールを閉じます。

Microsoft Windows 2000 の CA から証明書を入手する:

  1. Internet Explorer を起動して、たとえば http://yourdomainserver.yourdomain/certsrv with certsrv など、証明書を取得する certsrv のコマンドを使用して証明機関の HTTP サービスを指定します。 また、サーバーの IP アドレスを指定することもできます。 例:192.0.2.12/certsrv
  2. 作成した認証サーバーのユーザー アカウントの名前とパスワードを入力して、CA にログオンします。 このユーザー名とパスワードは、現在のユーザーに対する Windows ログインのユーザー名/パスワードと一致する必要はありません。
  3. CA の [ようこそ] ページで [証明書タスクの要求] を選択します。
  4. 要求のタイプを選択する: [詳細要求] を選択します。
  5. [次へ] をクリックします。
  6. 詳細証明書の要求:[フォームを使ってこの CA への証明書要求の提出] を選択します。
  7. [送信] をクリックします。
  8. 詳細証明書の要求:[ユーザー証明書テンプレート] を選択します。
  9. [キーをエクスポート可能としてマークする] をクリックします。
  10. [次へ] をクリックします。 与えられているデフォルトを使用します。
  11. 証明書発行元: [この証明書をインストールする] をクリックします。

注: 初めて証明書を入手する場合は、トラステッド CA の証明書をルート ストアにインストールするかどうかを尋ねられます。 これはトラステッド CA の証明書ではありません。 証明書の名前は、CA のホストと同じです。 [はい] をクリックします。 この証明書は、TLS と TTLS の両方に必要です。

  1. 証明書のインストールが完了すると、[新しい証明書は正しくインストールされました。] というメッセージが表示されます。
  2. インストールを確認するには、[Internet Explorer] > [ツール] > [インターネット オプション] > [コンテンツ] > [証明書] の順にクリックします。 新しい証明書は、[個人] フォルダにインストールされます。

ファイルから証明書をインポートする

  1. [インターネットのプロパティ] を開きます。このダイアログを開くには、デスクトップの Internet Explorer をマウスの右ボタンでクリックします。)
  2. 次に、[プロパティ] を選択します。
  3. コンテンツ:[証明書] をクリックします。 インストール済み証明書のリストが表示されます。
  4. [インポート] をクリックして、証明書インポート ウィザードを開きます。
  5. ファイルを選択します。
  6. このファイルのアクセス パスワードを指定します。 [秘密キーの保護を強力にする] をオフにします。
  7. 証明書ストア:[証明書の種類に基づいて証明書を自動的に選択する] を選択します。証明書にアクセスするには、証明書がユーザー アカウントの個人用ストアにあることが必要です。
  8. [証明書のインポート ウィザードの完了] に進み、[完了] をクリックします。

TLS 認証を使用して、WEP または TIKP 暗号化を行う WPA 認証を使用するプロファイルを設定するには

注:クライアント証明書を入手して、インストールします。詳しくは手順 1 を参照するか、管理者に問い合わせてください。

インテル PROSet/Wireless で使用する証明書を指定する

  1. [プロファイル] ページで [追加] をクリックして [一般設定] ページを開きます。
  2. プロファイル名:プロファイル名を入力します。
  3. ワイヤレス ネットワーク名(SSID):ネットワーク ID を入力します。
  4. 操作モード: ネットワーク (インフラストラクチャ通信) がデフォルトで選択されています。
  5. [次へ] をクリックして [セキュリティ設定] を開きます。
  6. [エンタープライズ セキュリティ ]をクリックします。
  7. ネットワーク認証:[オープン システム] を選択します(推奨)。
  8. データ暗号化: [WEP] を選択します。
  9. 802.1x 認証を有効にする:選択済み。
  10. 認証の種類: [TLS] を選択します。

ステップ 1 (全 2): TLS ユーザー

  1. クライアント証明書を取得してインストールします。
  2. 次のいずれかを選択します。
名前 説明
静的パスワード 接続時にユーザーのクリデンシャルを入力します。
ワンタイム パスワード (OTP) ハードウェア トークン デバイスからパスワードを取得します。
PIN (ソフト トークン) ソフト トークン プログラムからパスワードを取得します。
  1. [次へ] をクリックします。

ステップ 2 (全 2): TLS サーバ

  1. 次のいずれかのクリデンシャル取得方法を選択します。 [サーバ証明書の検証] または [サーバまたは証明書の名前を指定する] のいずれかです。
  2. [OK] をクリックします。 プロファイルがプロファイル リストに追加されます。
  3. プロファイル リストの最後にある新しいプロファイルをクリックします。 上向きと下向きの矢印を使用して、プロファイルの優先度を変更します。
  4. [接続] をクリックして、選択されたワイヤレス ネットワークに接続します。
  5. [OK] をクリックしてインテル PROSet/Wireless を閉じます。

先頭へ戻る

目次へ戻る